最近多くみられる歯根破折ケース

歯を失う原因として多くあげられるのが歯周病ですが、当院では歯根破折で保存不可能なケースもよく見かけられます。
失活歯(歯の神経がない)の場合は破折のリスクが高まります。そして自分自身では中々気がつかないと思いますが咬合不正があることがより破折のリスクを高めます。
当院で治療した最近の2ケースを紹介したいと思います。
Case 01.


右下の奥歯2本が完全に割れてます。そして周囲の骨もだいぶなくなっているのがわかります。こうなると抜歯しか方法がないのですが症状がないからといって放置しているとさらに状態が悪化して次の治療が難しくなってしまいます。
インプラント治療を希望されたので抜歯してインプラントの即時埋入しています。(親知らずは完全骨生埋伏のため非抜歯です)

感染を起こしている場合は、即時でインプラントを埋めていくのはリスクが高まりますがそこまで感染が強くなければすぐにインプラント治療に入っていきます。そうすることで骨の吸収も避けられ治療期間の短縮に繋がります。骨が完全に治っているわけではないため手術の難易度としては高くなりますが、適切なインプラント治療ができれば予後はかなり良いです。

Case 02.


このケースも歯根破折です。
ここまで欠損歯数が多いとブリッジは厳しいため義歯(入れ歯)またはインプラント治療の適応です。
感染があるため抜歯と同時のインプラント埋入は避けました。ソケットプリザベーションを行い、3週間ほど歯肉の治りを待ってインプラントを埋めています。骨の再生はできていないのでインプラントを既存骨に埋めてないところは再生治療でカバーしました。

インプラント治療に関してお金儲けなどとバッシングする記事をたまに見かけますが、これ以上の治療は現在ではまだないと思います。(欧米などでは欠損部の治療はインプラントが第一選択肢です)
実際私の家族、スタッフも欠損部にインプラント治療を選択してます。

患者さまに合わせた最新、最良の方法を提供しようと思うとやはり自費治療になってしまうため、当院ではコンサルテーションを大切にしており、患者さまご自身で治療法を選択してもらえるような環境を整えています。

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岡崎デンタルオフィスには遠方から治療にいらっしゃる患者さんも多いため、患者さまの負担を軽減するため通院回数を少しでも減らせるように考慮して治療にあたっています。

本日インプラント治療が終了した患者さまのケースご紹介したいと思います。
※写真掲載は患者さまの承諾を頂いております。


初回の診療でコンサルテーションをおこない、オペ時に支障がないよう口腔内のクリーニングなどを徹底的におこないました。2回目の来院時には状態が整っておりましたのでインプラントを埋入しました。

【 治 療 前 】
今回治療した部位は、下顎の両側臼歯部と上顎の計4本です。
【 治 療 後 】
1回のオペで4本のインプラント埋入をおこないましたが、所要時間はトータルで30分ほどのオペでした。患者さまからは「歯の欠損部分の治療が終わりしっかり噛めるようになった。」と満足いただけました。他にも治療が必要な箇所があるのですが、他の要治療の箇所は家の近くのかかりつけの先生と進めていくことにしました。
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現在かかりつけのクリニックではインプラント治療をやっていない、遠方からの通院になるがあまり通院回数はかけたくない、骨が少ないため他院での治療が断られてしまった場合でも、患者さまのとお話しさせていただき最善の治療をご提案いたします。インプラント治療でお困りの方は、全てのインプラントメーカー対応、難症例にも対応できる岡崎デンタルオフィスへご相談ください。

診療終了後のひとこま

歯科医院の診療時間が終わってからは、その日に使った道具を滅菌したり次の日の準備をしたり、院内の清掃をしたり色々忙しいのですが定期的に勉強会も行われています。
今日は院長先生と技工士さんを交えての勉強会です。

日頃から練習や勉強を頑張ってくれているスタッフ達ですが、院長自ら教えてくれるときは皆の集中力が違います!
インプラントの知識、治療で使う道具など覚えることはたくさんあるので、自主的に勉強してくれるスタッフに感謝です。
真剣に話を聞いたり、実習をしている姿はとても頼もしいですね。